2002.晩秋 床の板張り

リフォーム計画第一弾として、まずは畳の部屋を、板の間にする工事が始まった。
 早々、かみさんと二人で畳を剥がし、下の板を撤去してみると、何とお粗末な作りでびっくり。何しろ根太は粗いし、土台の木は疎らにしかなかったのである。


ざっとこんな感じだ。
 で奥の方なんか特にとんでもない状態だったが、ともかく乗りかかった船、剥がしてしまった床、もうやるっきゃない。
 これから水平を出してネタを打っていくのが大変だった。つまり、パチンコ球が転がらないようにすることに・・・・・・。  

 
何よりの楽しみは、囲炉裏を作ることにあった。で、それは掘りごたつの炉を利用することになったので、意外と簡単だった。勿論、中は耐火煉瓦など入れそれなりの準備をした。
 その為、思ったより少し小さくなったが、夢の囲炉裏があると思うだけ、幸せリフォームにも力が入った。
 夜になった頃、ようやく根太を足してこんな形まで漕ぎ着けた。ここまで進むと後は板を貼るだけの作業。やる気もどんどん出てくる。

 


でも今日はこれでおしまい、来週来れたらまた頑張ろう。

またまたやって来ました日曜日。朝からここまで一気に貼って一休み。
 とにかく手鋸で作業しながら貼りながらで、あまりトントン拍子とは行かない。
 板も杉とはいえ癖もある。歪みをただしながら隙間を詰めていく。それやこれやで、結構時間がかかってしまうのだ。

ごらんのように貧相な道具での立ち回りのせいもあり、この後、少しばかり腰痛を患ってしまった。高い代償についたのかも・・・。
 話は飛ぶが、この杉板の厚みは3センチもある上、根太が30センチピッチなので、かなりしっかりしている。
 また、この時点で、床下には炭の袋を入れた。
勿論、湿気対策と、シロアリ対策だったのだが、この作業をしたのは、実はかみさんだった。
炭が届いた時点で、私の出っ張った腹では床に潜れなかったからだ。 

まだまだ先は長い。この日も、一日、貼っては眺め、眺めては貼るの繰り返し。
 ともかく、頑張ろう。二人してここまで漕ぎ着けたのだから・・・。

どうですか?素人にしては、結構立派にできてませんか。
 見たとおり、向こうと手前の二間を、続きにした。
 上の鴨居も、本当は取りたかったが、強度的に問題がありそうなだったので止めた。


かみさんもトンカチを持って、手をたたきながら頑張った。

家族の皆が、ここで車座になって語り合えば、爺さんや婆さんも草葉の陰から喜んでくれるかもしれない。
 いやもしかしたら、「なんて事した!」と怒られるか・・・?!

 

by チチ

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